「関与する」を和英辞典で引くと「participate in」や「be involved with」などの表現が紹介されていますが、
「A は B に関与していない」を意味する「A had nothing to do with B」と同じくらいに便利なのが、前置詞の behind を使った次のような表現です。
The police believe that the gang team is behind the series of robberies.
警察は一連の強盗事件にそのギャングチームが関与していると考えています。
トランプ大統領は元スパイへの襲撃にロシアが関与していると考えています。
ソニーへの攻撃に北朝鮮が関与しているかについて、専門家の間でも意見が分かれています。
いかがでしょうか?
「A is behind B」のかたちで、シンプルな英文で「A が B に関与している」という状況を表現することができました。
このように英語の前置詞で日本語の動詞を表現できる例をストックしておくと、複雑な構文を用いなくても、英語表現の幅を広げることができます。